2011年11月9日水曜日

今週のアリタキ植物園  11月6日

アリタキに多種あるツバキが順々に開花してきます。お楽しみに。今回は、主に園内のカエデを撮ってみました。


今が旬!

志津野紅というツバキの園芸品種です。この堂々とした姿、鮮やかな色を見てください。それに、おしべもピンクです。



赤いサザンカに続いて白いのも咲き始めました。



 
葉の陰でちょっと目にはわかりませんが、キチジョウソウは今園内あちこちで盛んに咲いています。






もうすぐ旬!

夏の間花を咲かせた後も、にょきにょきと残っていたウバユリが、ついに果実を開こうとしています。 

 


巨大な葉っぱに私達の目からは遮られていますが、木の天辺ではカミヤツデが花を咲かせようとしています。





コヤスノキの果実が三つに裂けるのはあとどのくらいでしょうか。果実の数は少ないですが、貴重な種です。見守っていてください。




紅葉情報

幾つか黄色く変わった木々もありますが、まだまだこれからです。


隣の公園にあるムクロジが先に黄色く色付いています。



ホワイトオークは茶色い葉なのですが、空に透かすと赤くなり、辺りを明るくしています。






カエデの木たち

カエデの種類はたくさんあります。そして、アリタキには15種ものカエデ科の木が確認されています。ここではそのうち13種をご紹介します。まだどれも紅葉見頃には早いですが、今のうちに場所を確認されては。

イロハカエデ 言わずと知れた紅葉の代表です。アリタキには、小型の木が幾つもあります。



コハウチワカエデ 黄~赤に染まり大変きれいなのですが、園内の木は小さく、あまり期待できません。中央通路中程右手にあります。



タイワンゴレツカエデ 名前で察せられるように、台湾原産です。赤くなります。温室裏にあります。




コブカエデ ヨーロッパの方が原産だそうです。黄色くなります。小さめで角が丸い、かわいらしい葉です。入口から左の通路に入り、20メートル程、右手です。 





ヤクシマオナガカエデ これも名の通り、屋久島に生息する木です。真っ赤な美しい紅葉が見られます。園内には何本もあります。入口入って中央通路を少し歩いた所でまず出会えます。




ホソエカエデ? ご覧のような色に染まりますが、木に付いている葉はまだ青いです。温室裏です。




 トウカエデ 中国原産。黄色く色付きます。中央通路中ほど、クチナシの近くです。



カジカエデ 他のカエデより大きい葉です。黄色くなります。果実もユニークです。園内からは見えにくいので、参道から観察するとよいです。




ハナノキ カエデの仲間らしからぬ名前と葉の形です。しかし、紅葉は赤く美しいです。中央通路中程右手の背の高い木です。




カラコギカエデ この間の台風でやられた木よりずっと小さくなりますが、温室へ向かう途中、ヌットールオーク手前で右に折れた所にもあります。赤くなります。




ミツデカエデ 名前通り、3つの葉がまとまって出ます。紅葉は黄色系です。中央通路から途中左に入ってすぐの所です。




グリセウムカエデ 中国原産で、メグスリノキに近い種だそうです。見事な赤に染まります。温室横(参道側)。




トネリコバノカエデ ネグンドカエデとも。北米原産です。黄~赤に染まります。園内より、参道からの方が見えます。































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